研究室2020

ESP32のLED点灯プログラム

microtechnicaのサンプルプログラムはよくできている。apacheがやっていることが想像できる。クライアントに送るhtmlにhrefとformを使ったボタン表示が含まれている。hrefには飛び先の相対ディレクトリを指定しているように見せかけて、LEDの点灯操作をするようにコーディングしている。またボタンを押すとCGIのスクリプトで処理する代わりに、内部の関数を呼び出している。解読が面倒。IPアドレスを持っているプリンターやルーターの設定とよく似ている感じがする。NEWS2021に空白文字を直したプログラムがアップしてある。

C++を勉強するにはgeant4

久しぶりにgeant4のインストールページを見てみた。以下のページから作業を進めてみよう。

https://geant4.web.cern.ch/support/getting_started

rootはインストール済み。その後いつもやっているおまじない。

source /opt/heplib/ROOT/v6-24-00/bin/thisroot.sh
sudo apt install -y libxmu-dev libboost-dev libxerces-c-dev libboost-python-dev
sudo apt install libqt5opengl5-dev
cd work
tar zxvf ~/Downloads/geant4.10.07.p02.tar.gz
mkdir geant4Build
cd geant4Build
cmake -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/opt/cern/geant4/geant4.10.07.p02 -DGEANT4_INSTALL_DATA=ON -DGEANT4_USE_QT=ON ../geant4.10.07.p02
make -j4
sudo make install

use Qt and install data automatically.データがタイムアウトになるときはONにしないで手で入れる。

以下はOPENGL_X11をONにした時。Qtでは、メニューに使えるコマンドが表示されている。

radioactivedecayのrdecay02は簡単なシンチレーション測定器のテストに向いている。まず反応を見るためには以下のようにする。

cd g4work
source installArea/bin/geant4.sh
rsync -a installArea/share/Geant4-10.7.2/examples/extended/radioactivedecay/rdecay02 .
mkdir rdecay02-build
cd rdecay02-build
make
./rdecay02
control/execute vis.mac
control/execute myvis.mac
run/beamOn 10
exit

なぜか、segmentation faultした。原因追求中。そういえばコンパイルするときにrootをセットアップし忘れてるかもしない。コンパイルし直したがだめだった。B4aは動作した。B4dのhistogramも動作。

./rdecay02
control/execute debug.mac
run/beamOn 1

visualizationのためにはdebug.macをやらないとコアダンプするようだ。rdecay01のREADMEのやり方がそうなっている。

教育用にはpythonが良さそうだが、最近はanacondaがデフォルトになっている。これを外すコマンドは何だったか。deactivateで外せるが、エラーになるのでpending.

CentOS7の古いサーバーでCVMFS

CentOS7のコンパイラーのバージョンが古いのでCERNのシステムを使うことを考える。CVMFSを使えばいろいろなバージョンが試せそうなので、やってみたところうまくいきそうである。geant4のコンパイルに挑戦する?

setupATLAS
lsetup "root 6.20.06-x86_64-centos7-gcc8-opt"
gcc --version

そうするとgccは8.3.0だった。このPathの中のgeant4はversion 9しか見つけられなかった。Ubuntuで問題なさそうなのでここでストップ。


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